近年、アラフォー女性が婚活をしても成果が出ずに、お悩みな女性は少なくありません。
その要因のひとつが「高望み」といわれています。

実は自分が高望みをしていることに気づかないうちに、出会いのチャンスを逃してしまっていることがあります。
今回は、高望みをしている条件やその理由、スムーズな婚活方法をお伝えします。

「婚活で高望みが起こる条件」

婚活市場で起こりがちなのが、高望みのしすぎで、なかなかうまくいかないということです。
自分では全く高望みをしているつもりがなくても、知らず知らずのうちに高望みをしてしまうことが婚活市場にはあります。

原因のひとつとして、容姿や性格、収入の要望をあげたとき、収入は高いに越したことはないし、容姿に優れている人に惹かれるのが普通です。
価値観が合う人であったとしても、包容力や思いやりがなければ一緒に生活していくことは難しいと考えますし、結婚するには、安定した職業についているかも大事です。
さらには、誠実さやユーモアもあったほうが良いですよね。
しかし、これらの要望をそのまま伝えてしまうと、「高望み」ということになってしまいます。

このように条件を設定すると、自分が探している相手の理想がはっきりしてきます。
もちろん、すべての条件に合う人に出会うのは難しいとはわかっていても、ある程度満たしている人がどこかにいるのではないかという望みをもつ方が多いのも事実です。
このような状況は誰にでも起こりやすいことですので、本人だけに問題があるわけではないでしょう。

「婚活女子の気をつけたいこと」

婚活で相手に望む条件を考えるときは、まず自分を振り返ってみることが大切です。
婚活が上手くいかないという人のなかには、自分のスペックに見合わない高スペックの男性を求めている場合があります。

スペックの高い男性の数は限られてますし、出会えたとしても、相手が自分に魅力を感じてもらえるかはわかりません。
イケメンや高身長など、容姿へのこだわりが強すぎるのも高望みといえるでしょう。

自分はワガママをいっているつもりはなく、上から目線である自覚もないことがありますので、自分自身をよく振り返ってみましょう。
結婚生活はお互いに支え合って成り立つものですので、「いざというときに、この人は頼りになる」と思える 女性は魅力が感じられるでしょう。
また、内面に問題がなくても、見た目にまったく気を使わない人は、なかなか出会いに恵まれません。
お金をかける必要はありませんが、女性としての身だしなみは大切に、一緒にいて恥ずかしいと思わせないような身なりは心がけてくださいね。

「高望みではないスムーズな婚活方法」

高望みとは、結婚相手になるかもしれない相手を自分自身で絞り込んでしまうことです。
条件をすべて満たす男性は限られているため、出会うまでに時間がかかってしまい、しかも条件に合っている人なら好きになれるとも限りません。
しかし、実際に会ってみると、プロフィールではわからなかった一面も見えてくることもあります。

婚活の際には、まず今の自分の姿を客観的に見つめ直してみましょう。
自分を客観視するとき、過大評価や過小評価をしてしまいがちになり、意外と自分を認識するのは難しいことです。
自分の欠点や思考については、他人にアドバイスしてもらうのがいいでしょう。ただ、アドバイスをもらう相手は慎重に選ぶことが大切なポイントです。

結婚相談所のアドバイザーなど、婚活のプロに相談してみるのも良いでしょう。 相談をして、アドバイスをもらったら自分の言動を振り返って、
婚活がうまくいかない理由を考えてみましょう。

今までの婚活を振り返り、あえて他人のせいにはせず、自分に問題があったのではないかといった視点から考えることで、
今までとは違った振る舞いができるようになるでしょう。
結婚したいと思えるような女性になることで、婚活が成功する確率も上がります。

出会った相手を好きになると、条件に当てはまらないことや多少の欠点があっても、それほど気にならなくなります。
好きな気持ちだけで結婚を決めるのは難しいという人もいますが、最初から結婚を前提に相手を見定めると、お互いに気構えてしまいます。

最初から、条件にすべて当てはまる人はいないと考えて、気軽に男性と会ったほうが、チャンスは増えます。
人によっては数年間婚活を続けて、理想の相手と出会えることもあります。幸せな結婚のためにも、程良い妥協を忘れないようにしてくださいね。

「婚活でおさえておきたい大事なポイント！」

婚活では、ある程度の妥協は必要ですが、妥協しても良いポイントと妥協できないポイントがあります。
本来なら妥協してはいけない部分まで譲ってしまうと、良い縁でなければ後悔しても取返しがつきません。

まず、年齢や容姿、学歴、年収については、許容範囲で妥協するところです。
容姿については生理的にムリでなければ、それ以上に魅力がある相手になり得ます。
学歴は、過去の実績でしかないので、生活していくのに困らない仕事と収入があれば、学歴は関係ないと考えて良いでしょう。
年齢はあまりにも離れていると、将来的に介護の問題もありますが、優先するべきポイントというわけではありません。

決して妥協してはいけないのは性格、人柄、価値観です。
大事なことは、ありのままの自分でいられるか、自分もありのままの相手を受け入れられるかは非常に重要です。
長い結婚生活のなかで、喧嘩やすれ違いが起きることはあります。そんなとき、愛情や思いやりをもった相手なら、喧嘩をしても、仲直りができます。
どれだけ愛情があっても、金銭感覚や味覚など、基本的な価値観が合わなければ、一緒に生活していくのは難しくなります。

価値観の違いは、話し合いで妥協点は見つけられるかもしれませんが、お互いにどうしても譲れない問題でぶつかり合ってしまったときは、収拾がつかなくなることもあります。
喧嘩やすれ違いが重なっていくと、離婚に発展する可能性もあり得ます。
妥協する点とこだわる点を見極めることは、幸せな結婚生活を維持していくのには重要です。

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